円高が進んでいます。
ものづくりの町、愛知県はますます空洞化が進みそうです。
今一度流通という立場で、どうしたらこの厳しい状況の中、
ユーザー様に貢献できるかを考えながら業務に励んでいます。
今日8月25日は、社員Tさんと静岡にある新規先 S社様に
お伺いしました。
ユーザー様の求める変化に対して如何に貢献できるか、
貢献できた時に新規取引頂けるものと思っています。
ブログ
静岡出張
あいちトリエンナーレ2010
弊社はあいちトリエンナーレ実行委員会様より、鉄パイプの注文を頂き
先日愛知芸術文化センター8Fに鉄パイプを納入させて頂きました。
(弊社自慢のドライバーNさんは、鉄パイプが痛まないようにタオルで端を保護して、大切に大切に運んでいました。)
あいちトリエンナーレの詳細は下記URLをご覧ください。
URL : http://aichitriennale.jp/
一見芸術や文化と全く関係のない弊社が、本当に微々たるものですが
文化事業に接する機会を頂いて、有難く感じております。
県の事業ですから、当然複数の業者から価格の見積もりをとるということでしたが、弊社が一番安かったということで選んでいただきました。
あいちトリエンナーレはアートやダンス、コンサート等芸術・文化を
複合的に提供してくれています。
場所も愛知芸術文化センターだけでなく、名古屋市美術館、納屋橋、長者町と
複数で開催しています。長者町では「ATカフェ」もオープンしています。
8月21日から始まります。
音楽や美術のセンスは、1ミクロンもない私。キホン、“花より団子”系の人間です。
でも美術館巡りやコンサート、観劇は好きで普段から行っているので、今回の「あいちトリエンナーレ」も鉄パイプを納入したからには、必ず行きます。今のところ、納屋橋会場や長者町会場に行く予定でいます。
弊社の鉄パイプがアートとしてどのように変化するのか、今からとても楽しみです。
愛知県は、ものづくりは得意でも文化や芸術の面ではどうかな??と思っていましたが、「あいちトリエンナーレ」のコンセプトはとってもナイスな感じがします。
感想をブログでお伝えします。
森の喫茶店
大好きな京都に遊びに行って来ました。
今回の目的の一つは、本で読んで気になっていた喫茶店です。
いつもは街中の「イノダコーヒー」や「前田珈琲」に行くのですが、今回は少し山を登った森の中にある喫茶店。暑い中、蚊に刺されながら山を登らないといけなかったのですが、その甲斐はありました。宮崎映画にでてきそうな森の中のレトロな風情あふれる雰囲気の中、お漬物の美味しいランチを食べることができました。また季節を変えて行きたいと思いました。ちなみにお店の名前は「茂庵」。
まだまだ京都には行ってみたいカフェやレストランがたくさんあります。
最近はこの暑さでやや夏バテ気味ですが、しっかり働いてまた楽しい休日を過ごしたいと思います。
卵と壁の続き
前回の続きです。
私は、自分が圧倒的に不利になる立場にたって、
行動を起こした事がこれまでになかったと思っています。
高校受験や大学受験、就職等人生の節目では
常に自分が有利になる方を選択してきました。
卵の側に立つことは、確固たる信念と勇気がなければ
できないことです。
12年間サラリーマンとして常に壁の側を意識し、
壁に寄り添う事で安心感を得ていました。
会社を経営する立場に立たせて頂いている今、感じることは
2代目は会社が既に存在していて、顧客基盤もあり、
会社そのものが壁という存在になっていることです。
村上春樹の言うように、壁の側に立って仕事を遂行することに
何の価値があるというのか。
私も人生の中間地点を折り返しました。
人生後半戦、卵の側に立つ仕事人として生きていきたいと思っています。
常に卵の側に
鉄パイプの単価交渉に疲れてヘトヘトになった時、
村上春樹のエルサレム賞の授賞式でのスピーチを
思い出しました。
(素敵な内容です。興味がある方は下記URLをクリック
してください。)
URL : http://anond.hatelabo.jp/20090218005155
「高く堅個な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。
そんな時に私は常に卵の側に立つ」
私にとって常に味方にすべき卵とは?
まずは家族や友人ですが、仕事に限定したら何になるか。
おぼろげながら、見えてきたものがあります。
次回、具体的にしたいと思います。
この夏の不安
100円ショップではいろいろなものが買えますね。
計算機やステンレス製のボウルだって100円で買えてしまいます。
300円ショップというのもありまして、
さらにびっくりするものが買えるのでしょうね。
はたしてこの中に、メイドインジャパンのものが存在するのでしょうか?
日本の雇用が少なくなるのは当然ですよね。
こんなデフレの中で、我が鉄パイプ業界では値上げが行われています。
不況の最中、鉄パイプから安い素材への転換が進んでしまうのではないかと
不安を覚えながら、仕事に取り組んでいます。
諸行無常。変化し続けられるものしか生き残れないのでしょう。
頭のかたい頑固者の私、大丈夫かな??
仕事の話
今回は仕事の話を一つ、
弊社のお得意先様が、新しく機械を入れました。
パイプ全周に溝を入れられるようになりました。
以前、あるお客様よりレバーの見積を頂きました。
レバーの形状を丸パイプから三角パイプに変えることで、
溶接工程を省き、コストダウンと納期短縮を図るものでした。
結局、三角パイプ製作コストが高くなり
成約に至りませんでしたが、
このパイプがあれば、成約の可能性があったと思っています。
(時すでに遅しですが・・・)
とにかく、パイプに溝を入れることで、溶接を省略できたり、
パイプが自転するのと同時に、溝があることで
パイプそのものがベルト等で移動可能になるので、
複合的な動作に何か利用できるかと思います。
興味がある方は、ぜひ連絡ください。
一緒に悩みながらいいアイデアを出せたらと思っています。
父と息子のケーキセット
今日の夕方、ケーキ屋さんに行きました。友人へのお土産のケーキを買うためです。
ケーキを包んでいただいている間、奥の客席を何気なく見ていると、私ぐらいの年齢の作業服を着たお父さんが小学生ぐらいの息子さんとケーキセットを食べていました。お父さんはコーヒー、息子さんはオレンジジュース、そしてお二人ともチョコレートケーキ。男同士、たいしておしゃべりするわけでもなく黙々と食べていました。すごくおいしそうに大口で食べていました。
ご飯ではなくケーキセット。ちょっと贅沢でいい感じです。給料日だったのでしょうか。それとも何かのご褒美でしょうか。今の私に平日からケーキセットを食べる余裕はいろんな意味でありませんが、幸せってこういうことではないかと感じました。村上春樹が、小さいけれど確かに幸せであることを「僕は小確幸(しょうかっこう)」と呼んでいる、と書いていたことを思い出しました。
不況
なかなか景気回復の兆しがありません。
我が社も例外ではなく、苦戦を強いられています。
元来、能天気な私も苦悶の日々です。頭もどんどんハゲ散らかってきました。
景気の回復を願ってやまない訳ですが、でもこの不況から何かを学びたいと思う気持ちも少なからずあるのです。例えば、お客様第一主義でやってきたつもりですが、しっかりとお客様のことを考え、本当の意味でお役に立てていたかどうか…など、今一度考える機会としたいのです。
今日は数日降り続けた雨が夕方あがって、空に大きな虹がかかっていました。それを見ていたら、1日の疲れが少しとれた気がしました。
また明日からも地に足つけて働こうと思います。